「マインドフルネス」で心の片付け

 

今回は、心をすっきりと片付けるための方法として「マインドフルネス」をご紹介します。

 

私は以前から「ヨガ」や「瞑想」などに対して、どうしても少し腰が引けてしまう感覚がありました。世の中全体も以前はそのような風潮があったような気がします。

 

それが2000年ごろ、チベットのダライ・ラマ法王が瞑想から得られる効果に関して、多くの科学者や医者に提言したことで、科学的に研究されるようになったことがきっかけで注目されるようになったのはご存じでしょうか。

 

以降、イチローやスティーブ・ジョブス、ジョコビッチなどの著名人や、グーグルやナイキなどの大企業や政府機関も取り入れ始め、パフォーマンスが向上したそうです。

 

そしてビジネスにも役立つということで興味をもち、その時に紹介いただいた「心を整えるマインドフルネスCDブック」を読みました。マインドフルネスについて分かりやすく書かれていたので、興味を持った方への入門としておすすめです。

 

簡単にご紹介すると

 

「マインドフルネス」

・・・頭の中の雑念に対して判断や評価をせず、呼吸に集中することによって、心をすっきりとフラットな状態にするためのトレーニング

 

 

「マインドフルネスの効果を簡単に体感できる3つ方法」

 

(1)ゆっくりと水を飲んで、今に集中
水を飲むときに、水の動き、感覚を観察する。
水の動きに集中することで「今、ここにある」という感覚を得られる。
「今、ここにある」とき、後悔や未来の不安に意識が向かなくなる

 

(2)ゆっくりと深い呼吸をして、呼吸の出入りに集中
ゆっくりと深い呼吸(7秒で吸って、10秒で吐く)
吐くときに、体からイライラや疲れが出ていくとイメージする
呼吸に集中することで、感情が穏やかになる

 

(3)大きな川をイメージし、観察者になる
軽く目をとじ、浮かんできた感情や思考をただ観察してみる。
イメージとしては、川のほとりに座って、感情や思考を眺め続ける。
そしていっさいの判断をせず、あくまでも観察者になることで、感情に振り回されなくなる。

 

以上には、マインドフルネスの実践の根幹となる「自己認知」「呼吸」が含まれているそうです。

 

特に、感情の捉え方に対する(3)の大きな川をイメージすることが、私としては非常に分かりやすかったです。

 

私自身、夜寝るときや朝起きた時などに瞑想を実践することで、感情に振り回されることが少なくなくなってきたと感じます。

 

なお先日、人見ルミさんとお会いすることになり、じっくりと話す機会がありました。そして私が主催でセミナーを開かせていただいたのですが、あっという間に店員30名が埋まってしまったのはそれだけ皆さんが関心があった証拠ですね。

 

とても素敵な女性で、当然ですが書籍よりも何十倍もの気づきがありました。
書籍だけでなく、直接学ぶ機会があればそれが一番ですね。

 

人見ルミさんの会社です http://www.mindfulness-jp.com/

お読みいただきまして、ありがとうございました。


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