整理による経済的効果は年間に●●万円!?

2017年5月29日

   

整理による経済効果

今回は、整理による経済的効果についてお話しします。

何度かお話ししてますが、

整理とは「不必要なモノを取り除くこと」です。

その整理によって、3つの効果があると言われています。

それが、

1.時間的効果

2.経済的効果

3.精神的効果

です。

今回は、

2.経済的効果

についてお話しします。

経済的効果にも種類がある

経済的効果にも大きく2つあり、

(1)二度買いやムダ買いがなくなる
(2)居住スペースや家賃のムダを省く

があります。

まず
(1)二度買いやムダ買いがなくなる
に関してです。

例えば探し物が見つからないからと言って、文房具や雑貨などを買い足してしまう経験はありませんか?
そして年末の大掃除などで見つかり(例えば「爪切り」「筆ペン」「体温計」など)、ムダに買ってしまうことです。

整理をすることによって探し物が見つからないことが少なくなり、その結果、ムダ買いがなくなることで、買わずに済んだ購入代金が節約できるというものです。

そして着目していただきたいのが、
(2)居住スペースや家賃のムダを省く
の経済的インパクトです。

これに関しては、具体的な事例と、具体的な金額で説明します。

「開かずの間」にも費用が掛かっている

これは実際に私の知人宅(マンション)のケースです。
以前訪問した際に、家中がとても片付いていたのですが、一部屋だけ見せれない部屋があるそうなのです。聞くとそこには家中の不用物を押し込んでおり、「開かずの間」となっていたのです。

以下、その事例をイメージとしてお伝えします。

まずその賃貸マンションは、都内3LDKで家賃は月19万円です。

こちらには、キッチン、バスルーム、ウォークインクローゼットなどがありますが、
実際に生活しているのはリビングルームとベッドルームとなります。

上の間取りの赤いところが、実際に生活するスペースと言ってよいでしょう。
計算すると、26.1J(畳)となります。

しかしながら、④のベッドルームは、生活スペースとしては全く使われていない状態でした。

これは

使われていない「④Bedroom(4.9J)」÷  「生活スペースの合計(26.1J)」= 0.18

約18%に相当します。

これを家賃に対して換算すると

月19万円×18%=3.42万円

となり、

この使われていない開かずの間に 月3.42万円 支払っていることになります。

これは年間(12ヵ月)にすると、約41万円にもなるのです。

整理をしないで部屋を占領してしまうと、これだけ経済的にムダがあることがお分かりいただけましたでしょうか。

整理すると、必ず不用なものが出てきます。ぜひ一度そのような部屋があるようでしたら整理をしてみませんか?

もしご自身では難しいようでしたら「整理収納アドバイザー」などに頼むのが良いでしょう。
一つの部屋の片づけに41万円掛かることはありませんので・・・

お読みいただきまして、ありがとうございました。


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