人からアドバイスをもらうということ

皆さん、こんにちは。片付けパパ/片付け部長の大村です。

本日は2020年3月29日、コロナの影響が我々の生活にも重くのしかかり、外出自粛の中、さらには雪が降っています。なんとなく心が落ち着かない日曜日です。

こんな時だからこそ、普段できないことをと思い、久しぶりに記事を書いています。

今回は「人からアドバイスをもらうということ」というテーマにしました。

もうすぐ春ですね。春になると新しいことをはじめようとする方も増えてきます。そしてこんな私ですが、ありがたいことにパラレルキャリア関連でアドバイスを求められることが増えてきました。

私はパラレルキャリアをはじめて6年になりますが、企業研修や取材などをされているのをみて、どうしたらそうなるのかアドバイスしてほしいという内容が多いです。

その都度、お話をお聞きし、私なりに一生懸命考え、時には調べ、人をご紹介するなど、相談してきた方が良い結果を出せると思われるアドバイスをさせていただきます。

しかしながら、アドバイスをした方のうち、実際に行動に移される方は感覚的には2~3割程度だと感じます。例えばアドバイスした方に、後日偶然にお会いした時などに「その後いかがでした?」と聞くと「えっと…いやぁ…ちょっと忙しくて…」みたいな答えをいただくことがあります。

それは、ちょっと残念なことです。

私としては一生懸命考えてアドバイスし、時には人を紹介したりしています。

人を紹介するときには、場合によってはスムースになるように私から「今度〇〇さんという方が、××のことで相談したいそうなので、少しでよいのでお時間作ってもらえますか?」みたいに、事前にフォローしたりしています。

しかしながら「この前大村さんからお話があった〇〇さんから、まだ何も連絡ないですが、何か聞いていますか?こちらから連絡しなくても良いですよね?」となったりします。

・・・正直残念です。

 

先日もこのようなことが起こったので、私なりに考えてみました。

なぜ人はアドバイスをもらうのに行動しないのか

「なぜ人はアドバイスをもらうのに行動しないのか」

・時期が悪い

・思いきれない

・恥ずかしい

・なんとなくズルズルと…

・面倒くさい

・忘れていた

・100%納得していない

・そこまで本気で取り組もうと思っていなかった などでしょうか

 

でもアドバイスをもらったら「やる覚悟」で、それができないのなら、気軽にアドバイスを求めないほうが良いと思います。

といいつつ、私も以前はやらないタイプでしたし、今でもアドバイスいただいても100%やっているのかといわれると、そうではないので、自戒の念を込めてこの記事を書いています。

 

では、実際に行動してくれた人について考えてみました。

「大村さん、ありがとうございます!おかげでうまくいきました!!」

と報告してくれます。嬉しいですよね。
そしてさらに追加でアドバイスや人をご紹介したりします。

もちろん、行動しても100%うまくいくわけではありませんので、報告いただいていないこともあると思います。それでもうまくいかなかったことを教えていただければ、私なりに考えて、また提案させていただいています。

アドバイスによって物事が急速に進まる

なぜこんなにアドバイスのことをテーマにしているのか。

実は私自身、人からアドバイスを受けて行動することを実践してから、物事が急速に進むようになりました。

アドバイスをもらい、それを実践し、その結果を報告、そしてまたアドバイスをもらい実践するということを繰り返したのです。

なぜならば、アドバイスをする方は、そこに至るまでの道を通ってきているのですから、そこに関する知見があるわけです。目的地に行くためには、知っている人に道順を聞いてしまったほうが早いですよね。

なので私は飛行機恐怖症だったのに、海外まで行ったことすらあります。また人から本を薦められたら、その場でKindleから購入しています。

それを繰り返していくと信頼されるようになり、だんだんと仕事やキーパーソンを紹介してくれるようにもなりました。

 

そこで分かったのは、アドバイスをされる方の

「〇〇はやったほうがよいですよ~」

「〇〇はおすすめですよ~」 

という(should)な口調は

本音は

「これ絶対いいから、絶対やってね!!」

という(must)であること。

でも、当たり前ですがそんな口調では言わないので軽い感じでアドバイスしているように聞こえますが、結構真剣に言っていることが多いのですよ。だから軽く流しちゃダメなのです。

そして、できない、やらない理由を探す暇があったら、どうやったらできるかという方法を考えて実践してください。

時間が無いと言い訳していた私が出した結論は「テレビを見ない」「お酒を飲まない」でした。これでテレビをだらだら見ていた時間とお酒に費やしていたお金をセーブして、アドバイスを実践したのです。

なので、私からのアドバイスは

「アドバイスを求めるときには、実践する前提でアドバイスを受ける」

「できない理由を探す暇があったら、どうやってできるか考える」

です。

 

生半可な気持ちでは続かないと思いますし、それには自分の中でこうありたいという確固たるものがないとだめだと思います。

 

行動に移す人、移さない人

さらに考えてみました。

なぜ「行動に移す人」と「移さない人」に分かれるのか。

これは、行動に移す人は「素直な人」だからではないでしょうか。

人のアドバイスを受け入れる。これって、実は素直な人じゃないと難しいようです。

人の意見を取り入れるのに、プライドや経験が邪魔をしたりしますよね。

でも、素直な人は「なるほど、そうか~~」と、すぐに受け入れてくれるのです。
この記事を読みながら「なにを当たり前のことを」とお思いでしょう。

しかし、アドバイスしてもらっても行動しない人が多いので、あえて書かせていただきました。
当たり前で簡単に思えることですが、実は非常に重要で非常に難しいことなのです。

 

最後はご自身の心の声に素直になろう

それでも、アドバイスをもらって一生懸命考えてみたけれど、

「実行するには何かうまく説明できないけど抵抗がある」

ということもあります。

それは、無理にやらなくて良いです。

そのような直観的な「心のざわつき」がある時は、心と行動が伴っていないので納得感がないですし、そもそもやらないほうが良いこともあります。

ご自身の心に素直になれば良いと思います。

アドバイスを実行しない(という行動)をしているわけですから、それはそれで評価すべきです。でも、それは考え抜いた結果でそうしてくださいね。

そして、できればその結論に至ったことも、アドバイスしていただいた方にお伝えするほうが良いと思います。考え抜いた結果であれば、その方にも納得いただけると思いますし、また違うアドバイスをもらえることもあります。

もしもそれで人間関係が希薄になるようでしたら、それまでの関係だったということです。

少しでも皆さまへのアドバイスになったのであれば幸いです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。


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