7代先のこと ~ 今、自分ができること ~

仕事では「片付け部長」、プライベートでは「片付けパパ」として「思考の整理・片付け」を研究・実践している大村信夫です。

参加したセミナーでの一言

最近参加したセミナーで、ある一言が非常に印象に残りました。

それは、

「7代先のことを考える」

アメリカン・インディアンの言葉だそうです。

「7代先」(一つの世代が次の世代に引き継がれるのに約30~40年としたら、約200~300年先)と言われても、初めは全く実感がわかなかったのです。

それもそのはず、例えば私は親からさかのぼった7代前のことは、全く知りません。

せいぜい私が知っているのは、親から伝え聞いた3代前の曽祖母あたりまでです。

でも、その曽祖母がいたから今の私が存在しているのですし、その曽祖母だって、その前の代がいるからこそ存在しているのです。

そして誰しも7代前の祖先には物理的に会うことは不可能ですし、家系図などがしっかり保管されていない限りは、祖先の名前すら知らない人がほとんどでしょう。

でも、今の私たちは存在している、はるか昔から命のリレーはずっと続いているのです。

私はライフワークとして「世の中にワクワクで充実した毎日を過ごす人を増やす」ことを掲げています。そのために、サラリーマンをしながら「片付け」を切り口にした活動をしています。

でも、ワクワクになってほしいという対象は、せいぜい我々の同世代か、次世代を担う子どもたち位しか考えていませんでした。その凝り固まった考えが「7代先」という言葉で一気に変わった(視界が開けたイメージ)のです。

 

今、自分にできること

ここからが本題なのですが、私が参加している皇居ランチームの方で、「認定NPO法人 自然環境復元協会」に勤務されている方がいらっしゃいます。

認定NPO法人 自然環境復元協会 http://www.narec.or.jp/

その方とお話していると、自然の大切さについて共感することがたくさんあります。

私は青森県で生まれ、静岡県で育ちました。幼少のころから家の周りは豊かな自然があふれていて、その中で五感を通して自然と触れ合ってきました。

太古の昔から、人間は自然とうまく共存しながら文明を築き上げてきました。しかし、科学技術が急激に発展した現在は、それと引き換えに自然がどんどん失われてしまいました。

私は高校卒業と同時に都会に出てきて、それを顕著に感じています。
私には3人子どもがいますが、自分の子どもたちの世代にも十分な自然を残せるのかも不安です。

何か私にできることはないかと思った時に、その方から

「大阪マラソンのチャリティランナーになりませんか?」

とお誘いをいただいたのです。

http://www.osaka-marathon.com/2018/charity/runner/

 

チャリティプログラムの普及

東京マラソンをはじめ、世界の主要なマラソン大会では、社会貢献としてチャリティプログラムを実施しており、それ自体が大会開催の大きな目的のひとつとなっています。

大阪マラソンもチャリティ文化の普及をめざし、すべてのランナー、観客、ボランティアスタッフなど、多くの方にチャリティに参画する機会を提供しています。

今年の大阪マラソンでは、チャリティランナーは14団体の中から指定し寄付活動を行います。私がお誘いをいただいた「認定NPO法人 自然環境復元協会」もその団体の一つなのです。

寄付活動は、ランナー自身からの寄付(2万円)に加えて、家族や友人・知人等へSNS(Facebook、Twitter等)を活用し、寄付先団体を広く周知し、寄付金目標額7万円以上を達成することで、出場が確約されます。

しかしながら以前より、チャリティランナーになることに関して、私自身、正直迷いがありました。

私がチャリティランナーで走る事が、どのような形で貢献できるのかが、いまいちボンヤリとしていたのです。

でも、それが先ほどの「7代先のことを考える」という言葉が後押しをしてくれました。

「我々は、7代先の子供たちのために、今何をしなければならないか考えて行動する。現代は化学物質いっぱいの食品、薬害、放射能を撒き散らす原発、遺伝子組み換え食品等々、我々インディアンよりも悲惨な状況になりつつあるのに、誰も立ち上がらない。」
デニス・バンクス(アメリカン・インディアンの指導者)

小さい行動だけれども、すぐにでも自分ができる行動をしなければと思ったのです。

 

チャリティランナーとして出場

私がすぐにできる行動として、私自身が自然環境の復元のために直接何か取り組むよりも、既に現在取り組んでいる団体に任せるのが一番だと考えました。

そのような団体があるということを広く認知してもらい、関心を持った人が寄付をするきっかけとなれば、そのためにチャリティランナーとなって走ることが、今、自分ができることだと考えたのです。

なので、大阪マラソン2018に自然環境復元協会のサポーターとして、チャリティランナーとして参加します。

こちらから寄付(500円から)できますのでご支援よろしくお願いします。

https://marathon.japangiving.jp/supporter/project_display.html?project_id=924

そして、私にはありがたいことに、FacebookやInstagramで2000人ほどの方々と直接繋がれています。このブログを通じて、私のチャレンジが多くの方に認知されるきっかけとなればと思います。よろしければぜひこの記事もシェアいただけると嬉しいです。

ちなみに誤解される方も多いのですが、皆さんからの寄付金は1円も私に入りません!当たり前ですが交通費や宿泊費などは全て自費です。そして私自身でまずは2万円寄付しています。

目標額7万円以上の寄付を獲得することでチャリティランナーは大阪マラソンに出場することができます。なので、あと5万円の寄付を集めたく、皆様よろしくお願いします。

なお認定NPOへの寄付ですので、確定申告により所得控除、税額控除があります。

社会のために走る。

私のチャリティランナーとしての初めての挑戦となります。

どうぞご支援のほど、よろしくお願いします。

https://marathon.japangiving.jp/supporter/project_display.html?project_id=924

お読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

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