一生のうちに、モノを探す回数は●万回!

人がモノを探す回数と時間

探し物は、マイナスをゼロに戻す作業であり、全く生産的なものではありません。
さらに、同じようなマイナスをゼロにするような「掃除」や「食器洗い」とも異なり、必ずゴールにたどり着く(モノが見つかる)わけでもありません。

皆さんは、探し物を一日何回していますか?
そして、探し物のために、毎日どのくらいの時間を費やしていると思いますか?

一日平均9回(約10分)

2012年に、英国の保険会社が成人男女3,000人を対象に行った調査によると

探し物をする回数:1日平均9回
探し物をする時間:1日平均10分

という結果になりました。
Lost today Misplaced items cost minutes day

ちなみに探し物のアイテムで多かったのは、
第1位:スマホ、携帯
第2位:家の鍵
第3位:車のキー
第4位:書類
第5位:眼鏡・サングラス
第6位:財布
・・・
でした。

一生にすると?

イギリス人と日本人で、所有している物の多さや、それを探す頻度は同じと仮定します。また、5歳からは物を探しはじめ、85歳まで生きると仮定すると、

80年間で・・・
 探し物をする回数:約26万回(1日9回×365日×80年)
 探し物をする時間:約202日(1日10分×365日×80年)
となります。

これは驚愕ですよね。

これだけの回数、時間を探し物というネガティブな感情や時間を費やしてしまっているのです。

例えば探し物が無ければ、この時間がなくなってしまうのではなく、この時間を他の有意義な活動(家族との団らん、旅行など)に使えるわけです。

探し物を無くすためには?

英国の調査結果から、スマホや鍵、財布や書類などが多いことがわかりました。皆さんの感覚からもずれていないと思います。

探し物をなくすための鉄則としては、

「物の定位置を決めること」
「必ずその定位置に戻すこと」

を徹底してください。

これだけで探し物は大きく減らせると思います。

ほんの少しの工夫や、定位置に置くという行動によって、人生で有意義な時間を過ごせるのですから、ぜひ試してみてください。

お読みいただきまして、ありがとうございました。


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