30年ぶりの母からの手紙
30年ぶりの母からの手紙をみつけました
こんにちは、「片付けパパ(整理収納アドバイザー1級)」で「逆算手帳・認定講師(0期)」の大村信夫です。
ずいぶんと久しぶりの更新となってしまいました、この半年近くは様々なことが起こりましたが、何とか落ち着いてきたところです。
実は明日(2018年6月24日)は、母の三回忌法要です。
母が他界してから早2年、だいぶ気持ちの整理ができるようになりました。
実は今からお話する内容は先日Facebookにてご紹介した内容なのですが、シェアしたいとの個別メッセージを多くいただいたので、今回記事化させていただきます。
母が伝えたかったことが一人でも多くの人に伝われば、母は皆さんの心の中で生き続けるのではないかと思います。
遺品整理中に手紙を発見
先月のことです。母が他界して誰も住まなくなった実家。整理収納アドバイザーの資格をもつ私ではありますが、やはり自分の身内の遺品整理となると、なかなか手が進みませんでした。
そんな時に、大量の書類の中に、なぜか私宛の手紙があったのです。
その手紙は30年前、中学生の私が立志式(元服にちなんで数え年の15歳を祝う行事)を迎えるにあたって、私に宛てて書いた手紙のようです。
でも母が保管してあった書類の中にあったということは、私に渡さなかったのか、もしく渡したのに当時の私が照れくさくて母に返してしまったのか・・・
今となってはわかりません。手紙はこう書いてありました。
母から私にあてたメッセージ
信夫へ
立志式を迎えて、今一度、大村信夫 という一人の人間をよく見つめなおして見るのも大切です。
今までの15年間が、現在の姿なのです。
将来何になりたいかと夢をもつことは、大変良いことと思うけど、それがただの夢で終わらない様にするには毎日の地味な努力が最も大事なことです。
今という時間は永遠に来ない。
この時間をどう使うかで将来の希望が夢で終わるか、現実になるか、今からお母さんは楽しみに見守っていきます。
立志式に臨み、ここまで大きく育ったことに感謝しつつ。
二月二十五日 母
実はこの手紙がみつかる数か月は、私にとって仕事も家庭環境も劇的な変化が訪れていて、私がライフワークとして取り組むべきことに影響がでていました。
まさに「今」という時間でやるべきことを先延ばしにしていたのです。
そんな私を見かねたかのように出てきた母の手紙、天国の母の期待に応えられるよう、今という時間を丁寧に生きていこうと思いました。
皆さんも、皆さんのお母さんからどんなメッセージを受け取っていますか?
お読みいただきまして、ありがとうございました。
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