お金を使うこと
今回は「お金の片付け」がテーマです。
お金を使うこと
皆さんはお金について、どのようなイメージをお持ちですか?
生活するうえで必要なもの、夢を叶えるために必要なもの、など、○○するために必要なものということに共通するのは、お金は目的ではなく手段であるということです。
また、お金を稼ぐことを「悪」のように捉える人もいるみたいですが、そういうことはありません。お金は感謝の気持ちを伝える手段なのです。
一方で我々は、消費と所有欲を刺激するメディアと大衆文化に囲まれて育っています。そして「幸せはお金で買えることができる」というメッセージを植えつけられていると感じることがあります。
なので「商品を購入するときに、それは本当に必要なものか」を考えていますか?が今回お話ししたいことです。
所有物=価値観
あたらめて片付けとは「いるいらないを区別すること」「不必要なモノを区別すること」です。
この際に「いる・いらない」に関しては、明確な基準があるわけではなく、あくまでも本人の主観的な基準「価値観」となります。
それゆえ、整理の結果で残した「所有物」は、その人の価値観を反映しているものだと思います。
一方で、その「所有物」のほとんどは、元々は私たちが意志を持って購入しています。
本当に必要なものというのは、壊れて使えなくなるなどの機能的な毀損がない限りは、不要にならないはずです。それを「飽きたから」とか「何となく」で処分するということは、そもそも誘惑の呼びかけに反応して衝動的に購入した可能性があると思います。
なので、そもそも「整理」する前の「所有」するタイミングで、自分とモノとの関係性を見極めることが必要だと思います。
そうすれば、入ってくるモノも少なくなり、整理するモノも少なくなるからです。
あなたが所有しようと思って手に取った商品は、本当に心の底から欲しいものですか?それとも何となくの気分で買おうとしていませんか?
一度冷静になって考えてみることをお勧めします。
不要なものを家に持ち込まないことで、その後の整理も不要になります。
最後に
最後に、私が気付きを得た書籍の一節を引用させていただきます。
「お金は水のようなもの」
お金は流れるものです。それは祝福のエネルギーやポジティブな気持ちや意図も運ぶこともできれば、コントロールや支配や罪を運ぶこともできます。
お金は、私たちの意志を運ぶ道具です。もし私たちが、誠実さと共にそれを使うなら、お金は誠実さを運んでいくでしょう。あなたのお金が、世界へと動いていく流れに責任を持つのです。あなたのお金が、あなたの魂を表現するように、あなたの魂から、お金に情報を吹き込むのです。
『ソウル・オブ・マネー』 リン・ツイスト著
お読みいただきまして、ありがとうございました。