家事はマイナスをゼロにする作業
家事はマイナスをゼロにする作業
共働きで3人の子育てをしていると、家事の大変さを実感します。
もちろん独身時代も大変でした。家事は「House Keeping」ですから、家で生活する限りは必ず発生するものです。
家事
掃除・洗濯・食事の支度・育児など、家庭生活に欠かせない仕事。
「―手伝い」「―に追われる」 (引用:大辞泉)
「家事手伝い」や「家事に追われる」などの言葉があるとおり、家事というものは相当な労力だったのですね。
さらに家事の約8割は、マイナスをゼロに戻す作業だと言われています。
確かに「汚れたものを綺麗にする」「積もったほこりを取り除く」「使ったものを元の場所に戻す」など、基本的には地道な作業ですが、毎日のこととなると実に大変な手間がかかるもの。心の負担が重くなるのも当然かもしれません。
時短家電の登場
一方で、家電を中心とするテクノロジーの進化により、家事の省力化・効率化が進みました。昭和40年代以降には「洗濯機」「冷蔵庫」「掃除機」「炊飯器」「電子レンジ」などにより、家事の負担が大幅に少なくなりました。
近年でも時短家電と呼ばれる「食洗機」「乾燥機付洗濯機」「お掃除ロボット」の登場などにより、さらに負担が減ったことも実感としてあるかと思います。
このように、家事の負担はテクノロジーの進化により、徐々にですが低減しています。しかしながら「片付け」に関しては、悩んでいる人が多いのも事実です。
片付けに関するアドバイス
片付けに悩んでいるのはなぜでしょうか。その原因を一言で言ってしまうと
「モノが多くなった」からだと思います。
断捨離や片付けに関する本がベストセラーに軒を連ねます。「増えすぎたモノをいかに減らし整理するか」という意識の高まりが背景にあるからでしょう、
一方、時短家電をはじめとするテクノロジーでも、片付けの負担を軽減できる方法はできないと思います。なぜならば片付けとは、人間の心に密接に関連するものですので、AIやテクノロジーなどに置き換えられることもないと思います。
なので私のミッションとしては、整理収納アドバイザーとして
「片付けを切り口に、世の中から家事の総量(労力×時間)を減らすこと」
です。
整理収納アドバイザーとしての知見や、男性の視点で提案できる内容がメインです。7つの片付け習慣術においては、主に「物」の片付けにあたる部分です。
物理的にモノが片付いている状態は、他の家事の生産性を高めることができ、家事全体を減らすことができると思います。
お読みいただきまして、ありがとうございました。