こんな時にこそ大切な 4つの「あ」
仕事では「片付け部長」、プライベートでは「片付けパパ」として「思考の整理・片付け」を研究・実践している大村信夫です。
まずは 3つの「あ」 ご存じですか?
会社の先輩が起業され、とても素敵な飲食店を開業されました。
その方から、起業やパラレルキャリアでうまくいかないときに意識すべき
『3つの「あ」』という話を伺いました。
皆さんはご存知でしょうか?
『3つの「あ」』とは
「あせらず」
「あわてず」
「あきらめず」
のことです。
これは松下幸之助さんの言葉からの引用です。
「努力をしていてもなかなか成果が現れてこない。いらいらがつのる。投げ出したくなってくる。しかし、そんな時こそ心を乱さず、地に足をつけて努力を重ねたい。あせらず、あわてず、あきらめず、仕事でも人生でも一歩一歩着実な歩みを心がけたい。」
はじめは思い通りにはいかないもの
私は兼業という形で活動をしていますが、正直なところ、まだ思い通りには活動できていません。特にこのコロナの影響が追い打ちをかけています。
ちなみに私にアドバイスをしてくださった先輩も、起業して10年近く経ち、やっと思い描いたような活動や収入を得ているのですが、やはり初めの3年間は全く思い通りにならかなったそうです。
でも、その時に先ほどの松下幸之助の言葉を思い出して頑張ったそうです。
お金がついてくるようになるには、多くの場合、長い時間、長い年月がかかります。ほんの数年頑張ったところで、お金がついてくることは難しいものです。
もう一つの「あ」
その先輩が、自らの体験から得られたもう一つの「あ」を教えてくれました。
それは
「あてにせず」
ということです。
その先輩は飲食店を開業しましたが、会社の同僚や友人などから
「お店出したら、絶対に行くよ」
と、多くの人に言われたそうです。
が、実際に本当に来店したのは、ほんの一握りだったのです。
でも、人はそういうものだと割り切らなければなりません。
自分自身も他の人に対してそのように答えていることがあると思います。
だから「来てくれるって言ってくれていたのに・・・」と悲観してはいけません。
その時は、確かに行く気持ちでいてくれたのですから。
ただ、時間が経過してしまった、環境が変わっただけなのです。
だから、ある意味割り切って「あてにしない」で計画することは大切です。
でも本当に来てくれた人には、感謝の気持ちを伝え、特別なおもてなしをしてください。
こんなご時世ではありますが、明けない夜はありません。
4つの「あ」
「あせらず」
「あわてず」
「あきらめず」
「あてにせず」
を意識してきましょう。
お読みいただきまして、ありがとうございました。