「片付け食べ」は片付けていない!
今回は「体の片付け」がテーマです。
皆さんは「片付け食べ」という言葉は聞いたことがあるのではと思います。
特に子育て中ですと、子供が残した食事(例えばお子様プレート等)を、親が代わりに食べるということはよくあるのではないでしょうか?
これは「食べ物を粗末にしてはいけない」という美徳からの行動だと思います。
しかしながら、これによる弊害もあります。
それは「身体に余分なものを蓄えることになること」です。
「整理」ということは以前にお話ししたとおり「不要なものを見極めて処分すること」です。
そしてその本質とは、自分と自分以外のモノとの関係性の本質を見極めることです。「自分の体」に対して、「片付け食べによって蓄えられる食べ物」が、本当に必要なものなのかを整理して考えてみましょう。
まず、カロリー観点でいうと、自分の食事量+αになるので不要なカロリーです。
そして栄養バランスにおいても、自分で選んだものではない偏ったものになりますので、こちらも不要な栄養です。
さらに「不要な食べ物を体に蓄えることは、自分の体を食材廃棄用の入れ物であるかのように扱うこと」とも言えるのではないでしょうか。
私はこのような片付け食べ(子供の食べ残し以外にも、賞味期限過ぎたものなども無理に食べていました)を続けることで、太りました・・・
体にとって不要な「贅肉」をつけてしまったのです。本末転倒ですよね。
皆さん、どうぞ「片付け食べ」について、改めて考えてみてはいかがでしょうか。
そして子供がもし食事を残したら、そのことに対して、どう思うかを子供に問いかけてみませんか?
子供に「どうせ残しても親が食べてくれるから」という考えを染み込ませてしまうのは良くないと思います。
お読みいただきまして、ありがとうございました。